ゲーム・スマホばかりの子どもに効くリアル体験とは
更新日:2026/04/21
「ゲームばっかり」「スマホをやめられない」——取り上げると怒る、放っておくと1日中やっている。多くの親御さんが悩んでいます。
ゲームやスマホを「悪いもの」として取り上げるだけでは、根本的な解決にはなりません。なぜ子どもがゲームに向かうのかを理解し、そこに対応する体験を用意することが大切です。
ゲームが手放せない本当の理由
ゲームやスマホが手放せない理由のひとつは、「そこでしか達成感が得られない」からとも言われます。ゲームは、うまくなれば必ず報酬がある。努力と結果がつながりやすい。リアルな世界でそれ以外の「できた!」を味わう機会が少ない場合、子どもはゲームに向かい続けます。
選択理論心理学では、人は「力の欲求(達成・承認)」「楽しみの欲求」「自由の欲求」「愛・所属の欲求」「生存の欲求」という5つの基本欲求を持っていると言います。ゲームはこのうち複数の欲求を短時間で効率よく満たしてくれます。
だからこそ、ゲームを「やめさせる」だけでは欲求が満たされずに苦しくなるだけです。ゲームで満たしていた欲求を、別の体験でも満たせるようにすることが必要です。
また、ゲームには「安全に失敗できる」という特徴もあります。やり直しが効く、笑われない、怒られない——この安全性が、現実世界で傷ついた子どもたちを引き寄せる場合もあります。リアルな場が安全に感じられないとき、ゲームが避難場所になるのです。
リアル体験が持つ「ゲームにない」もの
ゲームでは得られない体験があります。それは「本物の物理世界で、自分の手でつくったものが動く」という体験です。

自分が設計・製作したものが、現実の物理法則の中で動く。その感覚は、バーチャルな達成感とは質が違います。「重力がある」「風がある」「思い通りにいかない」——リアルの不確かさの中で何かをやり遂げることが、現実世界での自己効力感を育てます。
選択理論的には、「外の世界でも自分の欲求を満たせる」という体験が、ゲームへの過度な依存を和らげます。ゲームを禁止するのではなく、ゲームと同じかそれ以上の達成感をリアルで体験させること——これが根本的なアプローチです。
ロケット教室とゲームの「共通点」
こどもロケット教室には、実はゲームと共通する構造があります。「目標がある(ロケットを飛ばす)」「段階がある(製作→完成→発射)」「達成感がある(飛んだ!)」——この構造が、ゲームが好きな子どもにとって馴染みやすい体験になっています。

違うのは、「リアルであること」です。説明書を読んで自分で判断する。うまくいかなければ考え直す。それを繰り返してロケットが完成したとき、ゲームのクリア画面とは比べものにならない達成感が生まれます。
実際、ゲームが大好きな子がロケット教室に参加して、「ゲームより面白い!」と言って帰ることがあります。リアルな体験の面白さを知った子どもは、ゲームへの依存が少しずつ変化することがあります。
「ゲームばかりやっていて心配」と思う親御さんほど、ロケット教室に連れてきてほしいと思います。子どもが変わるきっかけは、「禁止」ではなく「もっと面白いもの」かもしれません。
リアルの面白さを体験する夏へ
ロケットが空へ飛ぶとき、子どもたちはスマホのことを忘れます。それだけ夢中になれる瞬間が、現実の世界にもある。
ゲームやスマホへの過度な依存が心配なお子さんに、ぜひリアルな達成体験を。こどもロケット教室が、その最初の一歩になれたら嬉しいです。
こどもロケット教室2026 開催情報
こどもロケット教室2026 開催スケジュール
- 5月17日(日)
- ペーパークラフト回|緒方公民館
- 7月4日(土)
- アルファー7回|緒方公民館
- 9月19日(土)
- アルファー7回|大野公民館
- 10月4日(日)
- アルファー7回|大野公民館
- 10月25日(日)
- ペーパークラフト回|緒方公民館
- 11月28日(土)
- アルファー7回|大野公民館
- 対象 / 参加費
- 年長〜中学生(種別により異なります)/参加費:4,000円〜