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テストの点数で自信をつけさせることの落とし穴

更新日:2026/04/21

テストが返ってきたとき、お子さんが最初に確認するのは自分の点数ですか?それとも「〇〇ちゃんは何点だった?」と周りと比べることですか?

テストの点数で子どもを励まそうとする気持ちはよくわかります。でも、その方法には大きな落とし穴があります。点数で自信をつける仕組みが、実は子どもの「もっとやってみたい」という気持ちを少しずつ奪っていることがあるのです。

「比べる自信」の正体

テストの点数や順位で自信をつけようとすることを、選択理論心理学では「比べる自信」と呼びます。比べる自信の問題は、上には必ず「上」がいることです。

どれだけ高い点数を取っても、もっと上の人が現れる。だから、いつも不安で、いつも証明し続けなければならない。この状態では、勉強することが「楽しいから」ではなく「勝ちたいから」「怖いから」になっていきます。

比べる自信が強い子ほど、「できる」と確信できない課題には取り組まなくなります。確実に点数が取れるものだけをやる、新しいことに挑戦しない——それは一見「慎重」に見えますが、実は成長の機会を自分から閉じているのです。

また「テストでいい点を取った=価値ある子」という図式が固定化されると、点数が下がったとき自分の存在価値まで否定されたように感じる子どもも出てきます。成績の浮き沈みが、そのままメンタルの浮き沈みになってしまう状態です。

「昨日の自分より前進した」が本物の自信に

本物の自信は、比較ではなく「自分の成長」から生まれます。昨日できなかったことが今日できた。先週より少し理解が深まった。その積み重ねが、「自分はやれる」という確信になっていきます。

ロケット製作中に笑い合う子どもたち

この感覚は、テストの点数では測れません。でも、子ども自身の中にちゃんとあります。「わかった!」「できた!」というその瞬間の手ごたえこそが、本物の自信の素材です。

親御さんにできることは、子どもの「わかった!」「できた!」の瞬間を一緒に喜ぶことです。点数を見て「よくできた」と言うのではなく、「どこが面白かった?」「何が難しかった?」と問いかける。その対話が、子どもの内側の評価軸を育てていきます。

ロケット教室に点数も順位もない理由

こどもロケット教室には、テストも採点も順位もありません。全員が同じ部品を持って、それぞれのペースで組み立てます。早く終わった子が「すごい」わけでも、時間がかかった子が「劣る」わけでもありません。

2本同時発射

ロケット教室でスタッフが大切にしているのは、「その子が自分の力でやりとげること」です。隣の子と比べることではなく、今の自分とさっきの自分を比べること。「さっきわからなかったけど、今はわかった」——その感覚を積み重ねることが目的です。

製作中に詰まっている子がいると、スタッフはすぐに答えを教えません。「どこで迷ってる?」「説明書のどこを見た?」と問いかけます。その過程で子どもが自分で気づいたとき、その「わかった!」は誰のものでもなく、その子自身のものになります。

こどもロケット教室を経験した子どもたちが、学校での勉強に対しても「わかろうとする姿勢」が変わったという声を保護者の方から聞くことがあります。比べることよりも、理解することに喜びを感じる体験が、学びへの姿勢を変えていきます。

点数の向こう側にあるもの

自分の手で組み立てたロケットが空へ飛ぶとき、子どもたちの目が輝きます。その瞬間に点数は関係ありません。「自分でやった」という感覚だけが、そこにあります。

テストの点数は、学力の一部を測る指標にすぎません。でも子どもの可能性は、点数には収まりきりません。「比べる自信」から「本物の自信」へ。ロケット教室で、その転換点を作りませんか。

こどもロケット教室2026 開催情報

こどもロケット教室2026 開催スケジュール

5月17日(日)
ペーパークラフト回|緒方公民館
7月4日(土)
アルファー7回|緒方公民館
9月19日(土)
アルファー7回|大野公民館
10月4日(日)
アルファー7回|大野公民館
10月25日(日)
ペーパークラフト回|緒方公民館
11月28日(土)
アルファー7回|大野公民館
対象 / 参加費
年長〜中学生(種別により異なります)/参加費:4,000円〜

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