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ここのね自由な学校

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ここのねの9月ー何度でも「ただいま」が言える場所

更新日:2026/10/08

夏休みが明けたら、みんなが少したくましくなっていた。

身長が伸びた、というのもある。でもそれだけじゃない。なんだか、心までも。

久しぶりに会ったみんなは、夏休みの思い出をたくさん、たくさん話してくれた。

その顔を見ていたら、ああ、本当に充実した夏休みだったんだなあと思った。
家族との時間、友だちとの時間を通して、心が満たされていたのかな。

気づいたら私は、勝手に近所のおばちゃんのような……いや、もう少し近いか……
いとこのお姉ちゃんのような気持ちになって、ひとり感動していた😭

ここのね自由な学校の9月は、そんな「おかえり」から始まった。

今回の記事は、9月のここのねをまるっと振り返ってみたいと思う。

盛りだくさんすぎて、書きながらもうニヤニヤしている。

新しい入り口

ここのねの入り口の壁が、生まれ変わった!

きっかけは、「ここのねにどんどん新しいメンバーが増えた!」と「あれ、壁のペンキ薄くなってない!?」の二つ。じゃあもう、みんなで新しく作っちゃおう!ということになった。

一緒に作ってくれたのは、千葉県から来てくれた、画家のいくちゃんと、コーヒーのスペシャリストのまちゃとくん。いくちゃんは絵が上手いし、まちゃとくんはコーヒーを美味しく淹れてくれるし、本当に多彩で、優しくて、素敵な雰囲気のお二人なのだ🌿

そんな二人と、身体中カラフルになりながら作り上げた壁は、とっても素敵な作品になった。ここのねに来る機会があったら、ぜひ入り口を見てほしいなあ。

こどもコーヒー教室

そしてそして、まちゃとくんを先生にお迎えして、「こどもコーヒー教室」を開いてもらった。

まずは、コーヒーの基礎から。地球儀を囲んで、

「赤道ってここなんだ!」
「ここでコーヒーできてるんや〜」
「赤道ってなんで赤いっていうの?」
「暑いからじゃない?暑いからコーヒー栽培されてるんか!」

……あれ、話がずれていく!?と思いきや、その先はちゃんとコーヒーにつながっていた。質問が鳴り止まない。

その後は、なんとコーヒー豆の焙煎から体験させてもらった(貴重!)。焙煎する前の豆って、緑色なんですよね。それがだんだん色づいて、甘い香りに変わっていく様子を、みんなでじーっと見守った。

意外だったのは、コーヒーに夢中になったのが、どちらかというと男子だったこと。気づけば焙煎の順番争いまで始まっていた。

「俺が先!」
「いや俺並んでたぜ!」
「いや待って待って俺にさせて!!」

そんな姿を見て、まちゃと先生も嬉しそうだった🧑🏻‍🏫

最後は、いくちゃんお得意の「死ぬまでに食べたいチーズケーキ」🧀と一緒に、コーヒーをごくごく。こどもたちが自分たちで作ったっていうのもあるのか、「コーヒーおかわりは!?」の声が続出でした(笑)

びしょ濡れブルーベリー狩り

この日は、雨だった。

日程的にここしか空けられなくて、雨の中、みんなで出発した。着いてびっくり。めちゃくちゃブルーベリーがなっているじゃないですか……!

カッパに着替えたみんなは大興奮。気合いも十分。

「今日2キロ採らなきゃいけないから頑張らんと」
「食べまくるぞ〜」

迷子になりそうなくらい、どこまでも広がるブルーベリーの木🫐

「おい!こっちめっちゃあるぞおおお!」

みんなが一つになって採っている姿が、なんだか可愛くて。

ただ、蚊も多かった。半パンで来てしまったスタッフちーは、刺されまくり……😭 困っていたら、先に採り終えたメンバーが、

「ここのねのブルーベリー、一緒にとっちゃん!」

と、私の分まで一緒に採ってくれた。

おかげで、給食に出すブルーベリーがたくさん集まった。ありがとう、みんな。自分の分が終わったら、困っている人のところへ行く。それを誰に言われるでもなく、さらっとやってしまうのが、ここのねのみんななのだ。

中秋の名月と、「宇宙に意志はあるのか!?」

9月25日は、中秋の名月。ちょっと早いけれど、みんなで中秋の名月について調べて、お祝いをすることにした。

ここのねでは、「学び合い」の授業を大切にしている。先生が答えを教えるんじゃなくて、みんなで調べて、シェアして、対話しながら学びを深めていくスタイルだ🗣️

これが、どんどん深まって、どんどん広がっていく。最終的にたどり着いた問いは……

「宇宙には意志はあるのか!?」

深そうで、面白そうな問いまで辿り着く(笑)。

「なんでお団子を作るの?」という問いも出てきた。

「お月様に似ているからじゃないかな!」
「いや、月の中にいるうさぎさんがいつもお餅をついているからじゃない?」

と、いろんな説が飛び交う。そしてみんなの意見がだんだん近づいていって、たどり着いた答えは、「中秋の名月は野菜やお米を収穫させていただいたことに、感謝する日」。

お団子、間に合うのか!?

調べてまとめてシェアしたあとは、実際にお団子を作ることに。

今日は何人いて、どのくらいの量が必要?予算は2000円以内。材料を調べて、値段を調べて、みんなが導き出した金額は……1600円!

「これなら大丈夫!さあ買い物に行こう!!」

と、みんなが時計を見た瞬間。残り時間、約1時間。

え、この時間で終わるの!?諦めかけるメンバーもいたけれど、みんなでダッシュでAコープへ。ぱぱっと買い物を済ませて、早歩きでここのねへ戻る。なんだか、みんなのまとまる力が一段と上がってきている気がする。

「男子やってよ〜」
「はいはい〜もううるさいな〜」

なんて、わやわやしながら、みんなでお団子を作った🤣

作り終わったあと、みんながお団子を持って、外に向かって何か叫んでいる。何かなと思ったら……

「いつもありがとうございまーーーす!」

その日に学んだ「天への感謝」を、そのまま実際にやっていたのだ。

素直で、まっすぐで。そんなみんなに、改めてほっこりした🥰

みんな大好きな卒業生が、帰ってきた!

音楽の時間に、スペシャルゲストが来てくれた。

なんと……ここのねの卒業生ーーーー!!✨

来てくれると数週間前に伝えたときから、みんなずっと楽しみにしていた😭 この日のためにわざわざ追加で登校してきた子もいて、あとからそれを知った卒業生は、とてもとても喜んでくれていた。

久しぶりのここのねで、卒業生はコンクールで歌う曲を披露してくれた。

……かっこよかった。

その歌声は、やっぱり綺麗で、どこかその子らしさもあって、本当に引き込まれた。ここのねにいた頃より、またさらにレベルアップしている。一同、感動だった。

みんなは、音楽講師のうたさんが用意してくれたワークシートに感想を書いて、卒業生に直接伝えた。先輩の歌を聴いて、自分の言葉で感想を届ける。それを受け取る先輩も、嬉しそうで。

帰ってこられる場所がある、ということ

9月を振り返りながら、気づいたことがある。

夏休み明けのみんなも、卒業生も。ここのねを離れていた時間のあとに、ここのねに「帰ってきた」んだ。

離れている時間って、決して空白じゃない。みんなは夏休みの間に、家族との時間の中で、たくさん成長していた。卒業生の彼女も、卒業したあとの場所で、ちゃんと歌を磨き続けていた。

そして帰ってきたとき、それを「すごいね!」「かっこよかった!」と受け止めてくれる仲間がいる。

たぶん、それがすごく大事なんだと思う。

成長って、どこか一か所だけで起こるものじゃない。家で、地域で、新しい出会いの中で、いろんな場所で少しずつ起こっていく。

だからこそ、その成長を持ち帰って、見せ合って、喜び合える場所が必要なんじゃないだろうか。

ブルーベリー畑で私のために実を摘んでくれたのも、空に向かって「ありがとう」を叫んだのも、きっと誰かに教え込まれたからじゃない。

安心して帰ってこられる場所があるから、みんな、その優しさを素直に外に出せるんだと思う。

ここのねのみんなは、いつまでも仲間

こうやって卒業しても、ここのねに来てくれるのが、本当に嬉しい。

ここのねのみんなは、いつまでも仲間だ。今いるみんなにも、卒業したあとに「ただいまー!!」って会いに来てほしいなと思う。(待ってるよー!!)

そして、ここのねは、たくさんの人に支えられている。

千葉から来てくれたいくちゃんとまちゃとくん、音楽を届けてくれるうたさんとあっこさんをはじめとする外部講師の皆様、送り出してくれるご家族のみなさん、ここのねの卒業生、目には見えないところでここのねの毎日を支えてくださっている寄付者のみなさん。

そして、このブログを読んでくださっている、ここのねを応援してくださっているみなさん。

みなさんのおかげで、ここのねは今日も、こどもたちが「ただいま」を言える場所でいられています。本当に、本当にありがとうございます。

これからも、何度でも帰ってきたくなる場所であり続けられるよう、みんなで作っていきたいと思っている次第です。

10月のここのねも、楽しみだなあ〜🍂

見学・体験のお知らせ

ここのね自由な学校には、
いろいろなこどもたちが来てくれています。

学校に行かない時期があった子。

朝、学校に行くことに不安を感じていた子。

公立の学びが、合わなかった子。

でも、みんな共通しているのは
「学ぶことが嫌いじゃない」ということ。

オルタナティブスクールであるここのね自由な学校では、
体験的な学びを通して、
こどもたちが自分のペースで「学ぶって面白い!」を思い出す時期を大切にしています。

正解を出すことより、感じること。

やってみること。

誰かと違っても、そのままでいられること。

そんな学びの場を、日々つくっています。

もし今、「この子に合う学びは、どこにあるんだろう」

そんなふうに感じていたら、ぜひ一度、体験に来てみてください。

文章だけでは伝えきれない
空気や、音や、こどもたちの表情があります。

きっと、

「こんな学びもあるんだ」

そう感じてもらえるはずです。

体験・入学は以下のお問い合わせから↓

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